武芸塾は武術なのか?スピリチュアルなのか?
- 中心力護身法 武芸塾
- 7月20日
- 読了時間: 6分
今回は、スピリチュアルな観点から武術を紐解いていきたい。
グーグルで検索すると… スピリチュアルとは、一般的に、目に見えない精神的な世界や霊的な世界、またはそれらに関する事柄を指す言葉、となっている。
武術関係者は「スピリチュアル」を毛嫌いする傾向があるので今までこの話は避けてきた。しかし、今回は武芸塾としてどう考えているのか? 明確にしていきたいと思う。
中心力護身法 武芸塾のYouTubeチャンネルでは肥田式強健術、武術、護身術を扱っているが、Healing&Amuletチャンネルでは「武」を除いた内的エネルギーをメインで扱っている。
「武」を除いた内的エネルギーなので、スピリチュアル的な内容になる。武術は「武」があるのでそうは見えないかも知れないが、やってることはスピリチュアルだ。スピリチュアルにアレルギー反応がある方は認めようとしないだろうが、お好きにどうぞ。あなたが上達できないだけなので…
先ずは結論から。
武術をやっていてスピリチュアル的な能力が発露しない人間がいたとしたら、その内的練功法が間違っているか、レベルの低い練功法か、はたまた練功していないか、低いレベルでしか武術が出来ないか… この辺りなので素直に観察してみると良い。
※武芸塾では最終的な練功法として「正中心練磨」を行っている
何故ここまで断言できるか?
武芸塾やHealing&Amuletプログラムをしっかり実践して来た方々は、大なり小なりその様な能力が発露し、使いこなしているから。幾人も見てきているから。
ただ、興味が無い方はその感性を磨かないので、そこそこしか発達しないだろう。
私は、興味があるのとHealing&Amuletチャンネルも運営しているので、何かとネタを作らなければならない。しかも視聴者から思いもよらぬリクエストがあったりする。なので、あれこれ考えるから試行錯誤し、気付きがあり、その能力が発達する。
武術関係者で浅はかな思考しか持ち合わせていない方は、スピリチュアルを毛嫌いするだろうが、そもそも勁力(発勁)すらイメージの世界の話になる。イメージの如何によって自身が変化し、技の効きを左右する。すなわち、目に見えないものを扱っている。もうスピリチュアルに片足を突っ込んでいることに、お気付きだろうか?
もう一度、言おう。
武術も目に見えないもの(スピリチュアルなもの)を扱っている。
世界チャンピオンに何度も輝いた(確か10連覇だったと思う)女子プロボクサーの話を聞いたことがある。誰に教わるでもなく、武術的な捌きや動きを体得し、試合中、フルに活用していたそうだ。これは、イメージ、意念、感覚という、目に見えない世界(スピリチュアルなもの)を扱って活躍できた一例になる。
では、この世界チャンピオンが後進の指導にあたる場合、何を教える?
ボクシング技術でありスピリチュアルな内容を教えることになる。もしその選手がスピリチュアルが嫌いで、ボクシング技術のみ教えたら、教わった方は不幸だ。
世界チャンピオンに教わっているのに… 全然、強くなれない、人並み、勝てない(ただし圧倒的な身体能力を持ち合わせているなら別だが)。
そう、いくら頑張ってトレーニングを積んでも周りも頑張っているのだから、どんぐりの背比べなのだ。しかし、武術的(スピリチュアル的)な要素を学び体得すれば、通常の人間には不可能な動きが可能となる。通常ではいくら頑張っても無理な領域まで自分を伸ばすことが出来る。
そうすれば、世間の評価は「あの人には才能がある」となる。
・合気道開祖の植芝盛平は大本教に入信してから強くなったとのこと。
・大東流合気柔術の武田惣角は真言密教の修行をしてそれを武術に取り入れている。大東流が「大東流柔術」と言わず「大東流合気柔術」と合気が入っているのも、何か意味深ではないだろうか? 壁抜けの術も出来たことが書物に記されている。
・肥田春充の晩年は、空中浮揚や透視能力、超時空計算などの能力を発揮していた。春充曰く「正中心練磨と食事に気を付ければ、この様な能力は自然に発露するもの」とごく自然なことと述懐している。
過去の武術の達人は、スピリチュアル的な要素がかなり含まれている。が、何故か現代人は毛嫌いする。まぁ、悪徳な霊感商法と混同するのかも知れないが、全て一緒くたにするのは、それは思考停止状態、浅はかな思考だ。
意念、イメージは見ることが出来ないエネルギーと言い換えても良いだろう。
目に見えないエネルギーを操作することで、武術の飛躍的な上達が可能となり(もしある程度のレベル迄10年も20年もかかるとしたらその技術体系レベルが低い)、ボクシングの世界でも通用するのだ。
目に見えないエネルギーを扱うと言うことは、もう既にスピリチュアル的な要素を扱っていることになる。向上心のある方は、目には見えない領域が重要と気づき、更に上達するために、その精度を上げるだろう。するとどうなるか?
ここで、目に見えないエネルギーに属するものを挙げてみたい。
気が合う、合わない
何か気配を感じる
殺気を感じる
相手に意識を飛ばす
気配を消す
合気上げで使う、剣先より先をイメージする
勁力、発勁
合気
空間操作
幽霊を感じる
浄霊
空間の浄化、ヒーリング
結界を張る
どうだろうか?
後半は完全にスピリチュアルだが、目に見えないエネルギーの精度を上げると可能になる事象だ。そこまで出来ていないとしたら、内的練功の精度が甘いからだ。
頭の中で考えるのではなく、順序立てて文字で目にすると、考え方、見え方が変わるのではないだろうか?
最後に、目に見えない世界(スピリチュアルな世界)を扱うに当たって気を付けるべきことを記したい。
過去に出会った先生方から学ばなければいけないことがる。
「女神が怒っている」
(商品を購入しない時の発言)
「女神が喜んでいる」
(商品を購入した時の発言)
「○○の羅針盤がイケると言っているから大丈夫、だからこれをやれ」
などと、ネガティブに発信し弟子を従わせるために使う。更に酷い例だと、法律を無視しそれを弟子たちに強要、断れば関係は悪化、こちらを悪者扱いする。
「世の中的には違法なんですけど… 責任は誰が取るんですか?」
よく耳にしそうな話ではないだろうか? この文章を読んでいる方は恐らく「あれ?ヤバい宗教?」と感じるだろう。当の本人はそう信じているのかも知れないが、現代社会では受け入れがたい言動だ。
自分の言葉として、自分の責任として発言しない。だから私はその団体を離れた。
あくまでも、あなた自身の言葉として発言しなければならない。そうでないと、スピリチュアルの世界に振り回され支配され、今の社会生活を壊すことになる。主役はあなたなのだから、あなたが判断・決定・発言すべきなのだ。
スピリチュアルを毛嫌いし思考停止状態だと、自らスピリチュアルの罠に嵌っていることに気付けなくなる。浅はかな考えで、スピリチュアルを認めず盲進すると、何時しか気付かぬ裡に、この様な罠に嵌るので気を付けて頂きたいと思う。
※私の場合は、スピリチュアルな世界から来たものだとしても、自分の言葉として発言している。もしスピリチュアルな世界からのものを伝える場合は、相手を恐怖に陥れて自分の利益につながる様な発言は避ける様にしている(この様なものが来た場合は無視)。互いにウィンウィンの内容であれば伝える。建設的な内容は受取り、悪い内容は原因を探り改善したり振動波変換でポジティブに変える、と言うスタンスで、あちら側から支配されない様に気を付けている。