top of page
不完全、購入して学んで完成する画像_edited.jpg

武芸塾には垂直落下という技術がある。この稽古をしていた時に本題の、


「遍在のエネルギーの流れと意念の配分を知る」


に気付いた。自分が如何に甘かったか… 後半はここから書き記したい。


垂直落下


垂直落下は、相対で練習すると分かりやすい技術だ。


例えば…

1.手刀と手刀を合わせる

2.接点の中心点を感じる

3.中心点を自分で下げず、重力で自然落下する様に動かす

4.相手は抵抗できずに崩れる



自分の下げたい意念を如何に出さないか? がキーになる。そのため謙虚さが必要だ。


どうしても「スパッと決めたい!」「成功させたい!」などと欲が出てしまう。それが相手に察知されてしまうのでスムーズに出来なくなる。


これもよく言う「0か100か」「出来るか出来ないか」ではなく、自身の意念の配分によって利く度合いが変わる。


意念だらけだと、全く効かない。30%ぐらい意念が入っていると効くけどスパッと効かない。もちろん相手との相性もあるが。


なので、出来る限り意念が入らない様に努力するしかない。出来る限り意念は0にする。


この様にして垂直落下を行う。この稽古は、自身の意念のチェックに有効だ。発勁や流れ(遍流創出も含む)では気付かないうちに自身の意念が混ざりやすい。


私自身も常日頃チェックしていないと、やはり入ってしまう(ズレてしまう)。やはり謙虚にならざるを得ない。



遍流創出

この技術は正中心練磨で気付いた技術。その段階まで達していなくても活用できる技術が、「空間に流れをイメージして技をかける」になる。


遍在のエネルギーを空間に創出し、思った瞬間に自然に流れが生じる。その流れに沿って身体を動かす、技をかける。


しかし、ここに自身の意念が含まれてしまうと、相手に察知されてしまい効きは悪い。


ここでもやはり「自身の意念」と「その流れのみで動く」の配分があるのだ。正中心練磨(肥田式応用)とは言え、油断はできない。


もちろん肥田式の場合、強力なので自身の意念がかなり入っていても効いてしまう。故にそのパワーに振り回されかねない。


技は効いているんだから間違っていない!となり、自分自身で問題に気付けない可能性が高まる。


肥田式のハイパワーに甘えていては、上達はストップしてしまう。


遍流創出であっても、

遍在のエネルギーの流れ」

「自身の意念」


2つの配分があることを念頭に置いておくことが大切、どこまで行っても謙虚さを忘れてはいけないと言うことが分かる。







 

一つ前の記事では、

  • 空間に流れを作って技をかけると非常に効きが良い

  • 思えば即、空間が自然に動き出す、自身の意念で動かしいてない


この様な内容だった。


今回は、更に踏み込んで

  1. 遍在のエネルギーの流れ

  2. 意念のベクトル


この二つには配分があること、この配分が技の効きに大きく影響を与えること、を頭の中で考えているだけでは無く、文章にして深く掘り下げてみたいと思う。



練功初期から正中心練磨までの意念の扱い方を時系列に記載すると…


練功初期は、勁力の流れを意識して技をかける練習をする。意念が弱いと技の効きも弱いので昇降練気で意念の強化をする。

上達するにつれて、中庸・均等の力や夢の力を体感して、自分以外の力(感覚)が使えることを知る。すると、相手(大自然)に察知されない感覚が朧げながら気付ける様になる。

正中心練磨に移行すると、遍在のエネルギーが分かり活用するので、益々、自身の意念を使わなくなり、更に相手に察知され難くなる。故により技が効く様になる。

遍在のエネルギーそのもの(遍く存在する)になると、技をかけたいと思った瞬間に空間の流れが生じる。自分で流れを作っていない。

※注意:巷間で言われている宇宙と一体になる、大自然と一体になるとは違う


この行程を見て、初級者は戸惑ってしまうかも知れない。意念を強化しましょう、意念が弱いと技が効きませんよ、と言われ確かにその経験もある。なのに、意念を使わなくなる??


練功をする過程で、居つき、心の闇、トラウマ、愛着障害などの解除をするにつれ、意念・勁力の質が変わって行く。そうすると、次第に理解できる筈だ。


この居ついた意念が物事を進めるのにいかに邪魔をしているか、とても痛感する。




ここで垂直落下を取り上げてみたい。垂直落下は重量という自分以外の力、感覚を使う。


力を良く観察すると、

  1. 筋肉が発する出力

  2. その原動力となる意念


大別するとこの二つが必要だ。


1は筋肉そのものの発する出力。2は大半の方が気にも留めていない、故に疎かにしがち、または混同しているため上達ができない、更には的確な指導ができず抽象的な指導になってしまう。


筋肉が力を発するには原動力となる意念が必要だ。

  1. ごく普通の意念(思い)→ 相手に察知される

  2. 居つかない意念を使う → 相手に察知され難い

  3. 自分の意念以外を使う → 2よりも相手に察知され難い


無心で動くと技が効くと言われるのもそのためだ。しかし、芸が無いと言うか、先の上達が見込めないので、武芸塾では推奨していない。


自分の意念以外で動くことを磨く方が自身の上達が無限になる。


自分の意念以外の力を列記すると

  1. 中庸・均等

  2. 垂直落下

  3. 流す技術

  4. 円転無窮

  5. 合気

  6. 夢の力

  7. 遍在のエネルギー


などなど、ざっと挙げてもこれ程ある。これらの技術を磨かずに「無心で動く」のみでは… それでは限られた時間が一生が勿体無い。


武芸塾では、垂直落下という技術がある。この稽古をしていた時に本題の


「遍在のエネルギーの流れと意念の配分を知る」


の配分に気付いた。自分が如何に甘かったか…


今回は、ここ迄。ちょっと複雑な内容かも知れないので、自分に当てはめてみて理解していただければと思う。





 
bottom of page