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不完全、購入して学んで完成する画像_edited.jpg

今回は、武術の稽古を通じて発見した、少し不思議で奥深い真理について話したいと思う。肉体や技術の習熟度だけではない、見えない力が技の効きに大きく影響している。



締め付けが技を妨げる?


事の発端は、ある日の稽古での出来事。


締め付けの強い服を着ていた塾生が、何故か技がスムーズにかからない。何度試しても、技が甘くなり、相手に抵抗されてしまう。ところが、その服を脱ぐと、いつものように技がかかる。


この経験から、以前にも、締め付けによって技が弱くなる現象を何度か目の当たりにしていたことを思い出した。現象は知っていたが、これは一体どういうことなのか? 



指に巻いたテーピングの不思議


身体の締め付けが技を妨げるのであれば、ごく小さな部位でも同じことが起こるはず。と言うことで、指にテーピングや絆創膏を巻いてみるとどうなるのか? 実験を試みた。


結果は… ほんの小さなテーピングが指に巻かれているだけなのに、技の効きが明らかに悪くなる。技が全くかからなくなることもあれば、相手に抵抗されて技が不完全になることも。


これ自体大きな発見ではあるが、さらに私はある一つの真理に気付いた。


技の効きは、肉体そのものや技術の習熟度だけでなく、その肉体の「周囲の空間」にも大きく左右されるのではないか…


武術の世界で言う「居つき」とは、動きが滞ったり、不意に力が入りすぎたりして、相手に抵抗する「拠り所」を与えてしまう状態を指す。


テーピングを巻くことで、肉体だけでなく、その周囲の空間にも「居つき」を生じさせ、技を防ぐ側が無意識にそれを察知し、抵抗の「拠り所」にしてしまっているのだ。もちろん、テーピングを巻いた本人が居つく空間を生じさせている。



長年の練功がもたらした「能力」


この仮説をさらに検証するため、後日の稽古で塾生たちに協力してもらい、さらに踏み込んだ実験を行ってみた。


まずは、指にテーピングを巻いた状態で技を試してもらい、技の効きが甘くなることを確認。次にテーピングを外し、通常通り技がかかることも確認できた。やはり皆、一様に技の効きが悪くなっていた。


次に、私が「意念」で塾生の指周りの空間を「居ついた空間」にする試みを行った。


この、空間が「居ついている」状態を手に取るように感じ取る能力は、長年の練功の賜物。私にとって、空間を「居つかせたり」「解除したり」することは、まるでスイッチを切り替えるごとく容易にできる。


結果は、試した3組の塾生すべてで同じ反応だった。私の意念によって指周りの空間を「居つかせた」途端、技の効きが明らかに悪くなった。これは、技を防ぐ側が、目に見えない空間の変化を本能的に察知し、そこに抵抗の「拠り所」を見出していることを示唆している。



空間の「居つき」を感じ取る方法


では、どうすればこのような空間の変化を感じ取れるようになるのか?


これは深い次元、または別次元でその空間を感じ取ろうとする意識を持つことが重要。合気が分かる方であれば「空間に合気をする」と感じ取りやすい。


まずは、簡単な実験から始めてみよう。


  1. 指にテーピング、または絆創膏をきつめに巻いて、その指周りの空間に居つきが生じているのを感じ取ってみる。

  2. 次にテーピング、絆創膏を外した時の空間の「軽さ」や「透明さ」といった違いを感じ取る。

  3. 最後に、意念で先ほど覚えた「居ついている感覚」を空間に表してみる。


きつめに巻いた時に居ついた感覚、締め付けられた感覚を残したまま、2を行うと「軽さ」「透明さ」は感じられない。これもヒントになるだろう。


もし意念によって居ついた空間が作れたら、今度は逆に「居つかない空間」に意念で変化させてみる。


この信じられない変化を体感できれば「そんなことはあり得ない…」という固定概念がなくなり、武術の技はより効きやすくなる。上手くいかない時、空間はどうなのか?も自然とチェックするようになるだろう。


私たちの身体や精神は、私たちが思っている以上に、周囲の空間と密接に繋がっていると言える現象だ。



指導者としての責任


今回の発見は、指導者としてのあり方にも大きな気づきを与えてくれるものだった。


私は、意念によって空間を意図的に「居つかせる」ことに気づけたため、相手を上手くさせたり、逆に技を掛けにくくさせたりすることが、より明確に可能となった。


これは一見すると素晴らしい能力に思えるが、指導においては非常に危険なことでもある。なぜなら、私自身がニュートラルな状態で指導しなければ、塾生は自分の本当の技の効きを正しく知ることができず、上達の妨げになってしまう。



今回の経験を通じて、武術の真髄が、単なる肉体的な強さや技術の鋭さだけではないことを改めて認識できた。技の効きは、肉体と、その周囲の空間が織りなす繊細な関係によって成り立っている。


今回、塾生同士の実験に夢中で、自分が試すのをすっかり忘れてしまった。次の機会に試してみたいと思う。


 

夢物語だと思って読んでもらえれば、ちょうど良いと思う。


居つかない様に「エネルギーの流れを良くして、化勁のオンオフ」はできる様にしましょう等は、武芸塾に於いては、よく聞くフレーズだ。


元々は武術の上達、技が上手く効く様にするため、お互いに技術を磨ける様にするためだ。そこから更に武術で培った技術を日常生活で活かすために。


では何故、「居つかない様に、エネルギーの流れを良くして、化勁のオンオフ」が出来ると日常生活で役に立つのだろう? と疑問に思う方もいらっしゃるのではないだろうか。


この執筆を考える以前は、感覚的に「その状態」だと日常生活で術が効くと感じていたから。そして実際にそうなっている。


因みに、化勁体質だと響かないので身体を送受信器として使えない。危険などの振動波を察知しにくくなると言えば分かりやすいだろうか。発信もしにくい。


武術、武道、格闘技、なんでも構わないが「その状態」じゃなくても圧倒的な体格や体力があれば、強引に押し切ることも出来るだろう。結果「その状態」よりも単純な筋力やスピードのみを重視する様になってしまう人もいる。そんな状況を見ていると「その状態」を目指すことは意味がないんじゃないか? と不安になるかも知れない。


とは言え、圧倒的な体格や体力が無い人でも、なんとか生き残ろうと努力して報われる可能性が高いのが「その状態」を重視する武術だ。


そして現代の日常生活に於いては、 相手に触れずに事を成さなければならないので、日常生活でも大いに活用できる。


では、圧倒的な体格や体力があり強引に押し切る人が、その力を日常生活に活かせるだろうか? 答えは明白だ。そんな強引に力づくで事を運べない。


この辺りから、強引に押し切る人と「その状態」を使いこなせる人の違いが、ハッキリと出てくる。形勢逆転してくる。


日常生活では触れずに事を成さなければならない。そのためには触れずに効かせられる技術、術が必要なのだ。こうなってくると「その状態」は必須だ。これが分かっていると、強引に押し切る人が目の前にいてもブレなくなる。自分を卑下することがなくなる。



ここから更に、あらゆる事物の根元、大元である「遍在のエネルギー」に話を深めて行こう。


(皆さんに言葉として伝えるために言語化している)


最近、遍在のエネルギーと意思疎通があった。


ある出来事に対して、ここ数ヶ月間、不安を隠しきれなかった。変換の術や居つき解除など色々、試しても拭えない不安。


基本、私は武芸塾の塾生もH&Aプログラム関連の会員に対しても、出来うる限り上達できるよう、無段階別次元、遍在のエネルギーの方向へ導く心掛けをしている。一人では難しく達成できないレベルであっても、何とか引っ張り上げると言うか、誘導できる様に心掛けている。


そんな塾生、会員の中にもサイコパス的な思考、愛着障害、選民的な思想、マウントを取りたがる癖のある人がたまに現れる。恥ずかしながら、私は特に30代迄、ほぼ全てに当て嵌まっていたので気持ちがよく分かる。


武芸塾やH&Aプログラムでは、この様な人を居ついている、心に闇がある、と言う。それだけでは無い。周囲(人も空間も)を居つかせる、嫌な雰囲気にしてしまう、人と楽しく過ごせない、自分さえ気持ち良ければそれで良い(本人がどう思っているかは別)。


これ、自分がどう感じているかではなく、周りがどう感じているか? どんな反応をしているか? が問題だ。よく観察しないといけない、感じないといけない。日常生活で術を活用する時にも重要な考え方だ。


実は、遍在のエネルギーの世界は、この様な人は弾かれて入れない!


私にとって驚きだった。武術の上達、日常生活で活かすだけでは無く、遍在のエネルギーの世界も同様だとは・・・


だからこそ「居つかない様に、エネルギーの流れを良くして、化勁のオンオフ」が大切だったのだ。


因みに、サイコパス的な思考、愛着障害、選民的な思想、マウントを取りたがる癖のある人でも居つかないことを可能にする人もいるのでは? との疑問もあるだろう。この後、詳述するが、この様な人は周りからの手助けが無くなるので途中で成長が止まる。この文章を読んでいるあなたも、この様な人に協力的になれるだろうか?



ある出来事に対しての不安が・・・の話に戻ろう。


この不安、実は遍在のエネルギーから、ずっと来ていた信号だったのだ。


「あまり変な輩を導かないように」

「無から有を生み出す世界を荒らさないように」


遍在のエネルギーの世界は、勿論、上記の様な人は弾かれる。しかし、私は全ての塾生、会員を出来うる限り導ける様に心掛けている。だからこそ、独学よりも速く遍在のエネルギーの世界へ近づくことが出来るのだが、ここが問題だったのだ。そのため不安な信号がずっと続いていた。早く気づきなさいと。


これに気づいて、ある対処法を行うと、今までずっと続いていた不安は消え去った。もう本当に瞬間である。その後は平穏な心に戻ることができた。面白い世界だなぁとつくづく思う。


最後に練功で大切な思考法を。この考え方で常日頃、練功しているが、本当に謙虚に成らざるを得ない。傲慢が全く同居できない世界だ。


「そうあれないのは自分が至らないからで、どうあればその様になれるだろうか?」

 
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