「中心力」で空間が激変⁉ 同調作用の原理→中心力→遍流創出
正中心練磨に移行している塾生と「中心力のみよりも、中心力+遍流創出の方が、技が効くんですよね」と言う会話になった。
空間に流れを生じさせた方が、技を受けた時(抵抗した時)、自然に崩される感じになるとのこと。
そこで、仕手と受けを交代しながら、色々と検証してみることになった。
受け手での感想は確かに… 中心力のみでも圧倒的パワーで動かされる感じはあるのだが、中心力の姿勢を保持したまま遍流創出で技を掛けられた方が、より効く感じがある。中心力では崩されない様なシチュエーションでも、遍流創出を加えると崩されてしまうことも多々あった。
互いの相性やその時の体質などもあるので、何度も検証して答えを導き出すしかない。効き易かったり効き難かったりのバラツキは必ずある。
ここで、かねてからの疑問が沸き上がる。
中心力の姿勢を決めると、正中心へ向かう流れが生じるのではなかったのか?
目の前にいる相手は「吸い込まれるように崩れる」との意見が過去に出たことがあった。
正中心に集約するので、その様な流れが生じるのもごく自然なことだろうと、その様になるものだと決め込んでいた。中心力の姿勢を決めている限り、その流れが常に生じていると…
そうなると矛盾が生じてしまう。
中心力の姿勢を保持したまま、色んな方向への遍流創出は不可能な筈なのだが。冒頭で記載した「中心力のみよりも遍流創出も加えた方が効くんですよね」は成り立たないことになってしまう。ぐちゃぐちゃな流れが渦巻くことになる。
それを確かめるために、基本の動きである「同調作用の原理」で試してみることにした。
純粋に同調作用の原理を行う
中心力の姿勢を決めることに集中して動く(波は考えない)
中心力の姿勢を保持したまま、流れに集中
3 は無理なのでは?と思いつつも試してみると…なんと出来た。正中心を決めた時の充実感が薄らぐことなく。どうやら慣れると中心力の姿勢を保持したまま、遍流創出が可能になるようだ。
中心力を知った初期は、その姿勢に集中していないと充実感が消えてしまっていたが(以前の記事でもその様に記載している)、身体を保持したままにすると充実感が消えない。
ここでも例に漏れず、慣れれば考えずとも、その状態が表せると言うことになる。
もしかすると、中心に向かう流れによって崩れる、吸い込まれるように崩れるのは、精度が甘かったためにその様な流れが生じてしまったのかも知れない。蓄勁が少し混ざってしまった可能性がある。
中心力の姿勢は、蓄勁とは違う。拡散しているエネルギーを正中心に集約できるような中庸・均等の全身膨張をするだけ。
ではそれを動画に納めたら違いが見て取れるのだろうか?との疑問が生じたため撮影したのが下記の動画だ。
違いは分かるだろうか?
3つ目の「中心力の姿勢を保持したまま遍流創出」は見ていて目を閉じたくなる衝撃を感じる。カメラに向かわず横から撮っているのに…
因みに2つ目は、中心力の姿勢を決めただけで流れは一切、考慮していない。その動きをしているだけ。それでも1番目よりパワフルに感じる。
この様に、動画でも違いが分かる程なのだ。
今後は更に、考えずとも中心力を保持する… この精度を上げることがとても重要なことなのだろう。




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