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YouTubeにアップした動画の裏話→【見てて気持ち良くなる動画】蓄勁・発勁で技をかける

2024年1月20日
読了時間: 3分


この技術は、もう皆さんご存知の「同調作用の原理」である波だけで全ての技をかけている。


  • 引き潮・満ち潮

  • 蓄勁・発勁


ここ最近の講習会では、この同調作用の原理のみで色んな技を試した。指足順動より動きの起こりが察知できない分、いつ来るか分からないため受け手はキツい。この時の参加者は皆、良い意味で、いつも以上に身体に負担がかかっていた様だった。


指足順動でも正確に行えば技は効くが、同調作用の原理で動けば更にぶつかりが無い。動画を見ている分には、同調した二人を見ているから、今まで以上にぶつかりが無く、気持ちが良い。


ここで、指足順動に何故、拘るのか?を記載しておきたい。


合気道では、指先から順番に動かす考え方は、ほぼ無いと思う。元々は佐川派大東流(他流派は関わっていないため不明)の考え方だ。「手指先行」と言われていた。身体より手指を先に動かす。


しかし、そこから先があまり詳述されない。この辺りが秘密武術の表れかも知れない。なのでご想像の通り、上達が甘くなってしまう。更に言えば、その団体全体のレベルアップも甘いものになってしまうだろう。身を守るために全てを公開できないのは理解できるが…悩ましい問題だ。


同調作用の原理は、先端から先端へ動くと同調し易い、この原理を用いる。


これを知っていたため佐川派大東流に通っていた当時でも、真面目に出来る限り順番に綺麗に身体を動かす訓練をしていた。そうなると、一種、独特の動きになって来る。


佐川派大東流ではその様な動きはしないので、師範に変に思われないかな?と多少、心配しながら稽古していた。


しかし高木一行先生は、その独特の動きをしていたし、私もそれが格好良いと感じていたので、目標に練習していた。


中々、お目にかかれないと思うので、高木一行先生の蓄勁・発勁で動いている動画を紹介(指足順動ではない)。因みに、高木先生は包み隠さず全ての技術を公開していた。30年以上も前からこのスタンスだから、かなり先進的な発想の持ち主だった。



この様な動きを見ると、ちょっと武術家として別格に見えてしまう(実は高木先生ご本人は武術家と思われたくなかった)



指先から動くことは、訓練をしていない人間には無縁の動きだ。そのため、とても察知されにくい。一般の人が行わない動きなので、武術にはうってつけの動きとなる。


そして佐川派大東流でも有効かつ必須の動きなので、武芸塾でもその様に指導している。ただし、より正確に分かる様に、上達できる様に「指足順動」と呼称している。


今までの指導では、

  1. 先ず技をかける前に、フワッとした感覚、凌空勁、化勁、同調作用の原理の感覚(蓄勁で崩す感覚と言えなくも無い)、蓄勁などで相手を崩す。

  2. 次に、技をかける時は、指足順動としていた。



ところが今回は・・・

  1. 指先から波が起きて(ここは指足順動)足裏に到達、ここまでが蓄勁

  2. 足裏から指先へ順番に動く、ここが発勁


技をかける時の発勁が、指足順動ではなく足→指へ順番に動く。


どちらでも技は効くので、両方とも器用に使いこなせる方がより上手な人になれる。どちらか一つ、と決めないで練習していただきたい。


とは言え、同調作用の原理のみで技をかける方が、本当に気持ちが良い。私も体感して思うが、しかし受けは今まで以上にキツい…。

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