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YouTube動画『脳乱身』を詳細

2025年4月20日
読了時間: 4分

この動画前半では、化勁されても脳乱身が効くかどうか?を検証した。そんな時は発勁と比べると分かり易い。


結果はどうだったか? ごく普通の発勁は勿論、化勁されれば効かない。脳乱身は、身体(首から下)だと途中から抵抗されてしまい、視覚情報も加えるとスパッと効いた。これは、塾生のリクエストで気付いたことだ。


脳乱身を大別すると、

  1. 身体(首から下)

  2. 視覚情報

働き掛ける部位として、この二つになっている。


(技を掛ける対象者の)身体から脳へ向かう電気信号を「化勁、ノイズを加える、断絶させる」…  正常に電気信号が伝わらない様に操作する。


武術なので、どうしても身体に働き掛けなければ相手は動かないので、首から下に意識が行きがち。


首から上にかける技術であれば首から上に意識が行くが、脳乱身は最近、気付いたばかりと言うこともあり、首から上は初め働きかけていなかった。


逆に受け手側からすると、技を化勁で防ぐ場合、身体に働き掛けて来るものを無効化するために、基本、首から下に配慮するだろう。


仕手も受け手も同じ思いこみをしているのだ。故に、視覚情報に対しても脳乱身を行えば効くことになる。


と言うことは、視覚情報まで綺麗に化勁する人であれば、脳乱身を防ぐことは出来るだろうが… これも実際に私自身、受け手で試したが、やはり防ぐことが出来た。


一般的にここまで練功する人はまずいないだろうし、反応速度が遅くなるので咄嗟の事態で対処できない危険性が出て来る。技を防げたからと言って、日常では好ましくない体質だ。



元U15サッカー日本代表の親戚がいて、彼に発勁で技をかけると、即座に綺麗に反応する。素直に技が効く身体。響く身体も練功を知っていれば可能となるが、その様な情報が無いであろう世界で生まれつきそういう体質なのも一種の才能と言える。


恐らく、瞬発系スポーツの場合(格闘技も含む)、化勁体質の人間は生き残れないのではないかと思う。力士が打撃系で良好な結果を出せないのも同様だろう。


因みに、やり方を教えてみると直ぐに発勁が出来る様になっていた。



他にも、競輪、力士からのスカウトがある位、身体能力に優れ、非常に恵まれた体格の知り合いと手合わせをしたことがある。こちらを軽々と持ち上げてしまう程のパワーで、組技系を得意としていた。化勁体質で勁力は全く効かない。しかも筋肉を伸ばすように使う。しかし、がちがちに居ついている。


組技では全く歯が立たなかったものが(後ほど知ったのだが肥田式で抵抗していたため相当なダメージを与えていた)、打撃系のスパークリングをやってみると、武術の動きに全く対応できず、こちらがとても有利に事を進めることができた。一緒に参加した初期メンバーも同様に有利に立ち回っていた。


組技では全く歯が立たなかったが、打撃系ではこちらが圧倒的に有利。しかも打撃が入っていることにも気付いていない程。化勁体質、響かない身体、居ついているので、情報が脳へ届かないし反応できていない状況だった。



化勁という技術は使いこなせる様にするべきだが、化勁体質はほんとに良くないと思う。日常生活でも支障を来す。


まとめると脳乱身は、

  1. 身体(首から下)

  2. 視覚情報

の両方を掛けると、現状、技がとても効き易いと言うことになる。



これまで中心力のみ考えて技を掛けると言ってきたが、これもデフォルトにした方が良さそうだ。今まで以上に効く確率は上がっているのだが、やはりハイパワーすぎて自分の身体に負担がかかる。


要は、受け手が頑張れない、力があまり入らない状態で技を掛ければ、仕手の身体にかかる負担も少なくなる。中心力をデフォルトにして、中心力と相性の良い技術を使えば、より効率的になるのでは?と考察している。


相性の良い技術の一つが、脳乱身。


その様なこともあり、今回、動画を撮影してみた。撮影後、中心力のみで技を掛けることもやってみた。


比べるとの話になるが、中心力のみだと強引に感じた。脳乱身の方は、仕手・受け手とも強引さが無く「あれ?なんで効くの?」と言う感じでスムーズに効く。


他の塾生で違う技で試してみると、脳乱身だと効かないが中心力だと効くと言うことがあった。なので、技、人によって変わって来るのだろう。


とは言え、この技術ももっと磨いていきたい、と思える魅力がある。既に体験した方は同様の気持ちがあるのではないだろうか。


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